珈琲イメージ

珈琲は自分の好みを知ることから

珈琲が好きだという人、毎日のように珈琲を飲んでいるという人でも、自分の好みは実はよくわかってないものです。
私は、母親の珈琲好きが影響して、小学校4年生からブラックで飲んでいましたが、自分の好みを知ったのは、一人暮らしを始めてからのことでした。
豆を買いに行くのが小さい頃からの私の役目だったので、専門のお店に行くことには全く抵抗がありませんでしが、たまたま近所にあったお店の品揃えにはとても驚かされました。
カウンターと壁一面に豆が並んでいたのです。
聞いたことのない名前のものもいっぱいあって、とても興味を惹かれました。
もちろん、これまで飲みなれていたものもちゃんと置いてあったのですが、たくさんの種類を目の前にすれば、いろいろ試してみたくなるものです。
珈琲の味を評価するのには、酸味や苦味、甘味、香り、コクなどが挙げられます。
専門店らしく、豆にはそれぞれタグがつけられていて、味もしっかり説明されています。
お店の人の話も頼りに、私は飲み比べをすることにしました。
すべてを飲み比べるのは大変な時間が必要です。
なので、まず特徴的な味を試してみました。
酸味の強い豆と甘みのある豆、苦味の強い豆の中から、それぞれ1種類セレクトし、飲んでみました。
全然味が違います。
舌触りさえ違う感じがします。
例えば有名なブルーマウンテンは文句なく美味しいですが、癖のない甘味のある味、キリマンジャロは酸味がありスッキリ系、ブラジルは酸味もあるけど苦味もあります。
特別に珈琲通でなくてもはっきりとわかる違いです。
飲みなれた味とはかなりかけ離れていてびっくりさせられた豆もありました。
半年くらい飲み比べをして、私の好みは苦味も酸味もそこそこのマイルド系だということが分かりました。
これには、飲み方も関係するかもしれません。
ゆっくり一杯を楽しむというよりは、何度もおかわりをするからです。
仕事をしながら、本を読みながらというように、何かをしながらずっと、長時間飲み続けるので、あまりに苦味が強いものは飲みにくいのでしょう。
基本的にブラックで飲むのですが、ときどきミルクやクリームを入れることもあります。
そのほかにはシナモンを入れたり、バリエーションは結構豊富です。
自宅で飲む時には昔ながらのコーヒーメーカーやコーヒードリッパーを使っていますが、一番のお気に入りはサイフォンで淹れられたものです。
サイフォンは、科学実験をするかのような器具で、一杯をじっくりと抽出します。
時間をかけるだけあって、とても芳醇な香りがして、初めて飲んだ時は、本当に感動しました。
飲みたい時にすぐ用意できることも良いのですが、時間があるときには、じっくりと時間をかけて淹れる時間を楽しみたいです。
自分の好みを自分でしっかり知っておくことは、結構重要なことです。
いつもの味をしっかり把握しておけば、新しい味に挑戦するのも楽しくなります。
いつもと違う味に接して、気分を切り替えることもできます。
ただなんとなく飲んでいても十分に美味しくいただけますが、ちょっとした工夫でいつもと違う気分を演出できます。
珈琲を飲むことは私にとって、日常的なことです。
だからこそ、ときどき、ちょっと違うことを取り入れて楽しむことも忘れないようにしたいと考えています。

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